物価が上がり、生活に必要なお金がじわじわ増えていく中で、
「前より節約しているのに余裕がない…」
「働いているのに豊かになった感じがしない…」
そんなふうに感じることがあるかもしれません。
これは多くの人が抱えている感覚で、
その背景には、私たちでは動かしにくい“インフレ”があります。
そんな時代でも
“今できる選択”によって、家計を守ることができます。
今回は、今日から取り入れやすい
「お金の守り方」の基本5つをまとめました。
■ ① 現金だけに偏らない(+少しだけ“増える場所”を持つ)
インフレのとき、もっとも価値が下がりやすいのは現金です。
100万円が10年後も同じ価値とは限りません。
とはいえ、
「全部を投資に回しましょう」という話ではありません。
大切なのは、
“現金だけで全てを抱え込まない”という考え方です。
生活費 3〜6ヶ月分は現金で確保
それ以上は「少し増える可能性がある場所」を持っておく
長期の積立や金利のある預け先を検討する
これだけでも、
“お金の価値が目減りしにくい”状態をつくることができます。
「増やす」より前に、
“減らさない仕組み”を持っておくことが大切です。
■ ② 固定費の“見えない値上げ”を放置しない
インフレで家計が苦しくなる一番の理由は、
食費よりも 固定費の負担増 です。
電気・ガスなどの光熱費
通信費のプラン変更
サブスクの積み上げ
こうした“気づきにくい値上げ”は、
毎月の家計に静かに影響します。
一度見直すだけで、
来月から自動的に負担が減り、心にも余裕ができます。
家計の防衛では、
まず固定費から が大原則です。
■ ③ 使うお金に「優先順位」をつける
節約しようとすると、
「削らなきゃ」という感覚が強くなり、心が疲れやすくなります。
インフレの時代に大切なのは、
“削る”より“選ぶ”という視点です。
なくても困らない支出(=何となく使っている支出)
大切に使いたい支出(=“心の栄養”になる支出)
自分の成長や豊かさにつながる支出(=未来の自分を育てる支出)
この3つに軽く分けてみるだけでも、
迷いが減り、心にゆとりが生まれます。
“全部を節約する”必要はありません。
「どこにお金を使いたいか」を自分で選べる状態が、心の軽さにつながります。
■ ④ 保険・税制度を“今の自分”に合わせて整える
物価が上がる時代は、
使える制度や控除を味方にすることが家計を守る力になります。
払いすぎている保険の見直し
ふるさと納税や控除制度の活用
社会保険や働き方の制度を知る
扶養・税区分の確認
専門知識が必要に見えますが、
ひとつずつ理解すれば大丈夫です。
「知らないまま払い続けているもの」を
そのままにしないだけでも、家計は整っていきます。
■ ⑤ 働き方の選択肢を少しずつ広げる
長期的に見ると、
インフレに最も強い防衛策は「キャリアの選択肢を持つこと」です。
新しい働き方に触れてみる
スキルを一つだけ増やしてみる
副業を考えてみる
すぐに結果を出すためではなく、
“未来の安心”を積み上げる感覚で大丈夫です。
働き方の幅が広がると、
家計の不安は自然と小さくなっていきます。
■ まとめ:インフレの時代でも、守れるお金は確かにある
インフレは私たちのコントロール外にあるものですが、
その中でもできることはたくさんあります。
現金だけに偏らないこと
見えない固定費を放置しないこと
お金の優先順位を自分で決めること
制度や保険を“今の自分”に合わせて整えること
働き方の選択肢を増やすこと
どれも大きな行動ではなく、
“今日から無理なく取り入れられる守り方”です。
ご自身のペースで、
出来るところから整えてみませんか。